アロマサロン&スクール ミルフルールです。
この前まで春の陽気だったのに、あっという間に真冬に逆戻り!
まだまだインフルエンザも気になるし、そろそろ花粉症もやってくるし。
こんな季節にぴったりな健康法といえば「お風呂」です。

さらにアロマテラピーの力も借りてさらに心身のバランスを整えませんか?
今回は冬のお風呂にオススメな精油と、お風呂を楽しむ安全なバスソルトの作り方のご紹介をします。
ぜひ作ってみてくださいね。
アロマがお風呂にぴったりな理由
脳への働きかけ
アロマの香りは鼻から入って「いい香り~」と感じるのと同時に、脳にも働きかけています。
それは精油はにおいのする分子の集まりだから。
そのにおい物質が脳を刺激して様々な作用をもたらします。

だから嗅ぐ精油によっては自律神経やホルモンバランスを整えたりという効果があるのです。
体への働きかけ
お風呂に精油を入れると、精油は無理なく全身から入っていくことが出来ます。
しかも血行がよくなって全身に血液も行き届きやすいですね。
だからリラックスしたい、免疫を上げたい、むくみを解消したいなど、目的に応じて全身に作用を及ぼしやすいです。
そしてアロママッサージなどとは違って、もし5滴精油を使ったとしても5滴がお湯に混ざっているので、5滴全部が体の中に入っていくわけではありません。
なので作用は緩やかです。
香りも楽しみ、体への作用も緩やかに効果がある。
これは使わない手はないですね(^^)
シチュエーション別お風呂におすすめアロマ
1・眠れない時

一言で不眠と言っても原因は様々なので一概には言えないのですが、一般には夜リラックスできていないことが原因の一つです。
日中は活発に活動する神経が、夜はリラックスする神経が優位になるのが本来は理想です。
でも現代人は夜もお仕事をしていたり、忙しかったりで、その神経の切り替わりがうまく行かないことが多いですね。
そんな時はぜひともアロマの力を借りましょう。
精油には誘眠作用を持つものがありますので、その精油を使うのもおすすめですよ。
イランイラン、オレンジ・スイート、カモマイル・ローマン、プチグレン、ベルガモット、マジョラム、マンダリン、ユーカリ・レモン、ラヴィンツァラ、ラベンダー・アングスティフォリア、リトセア、レモングラス など
ベルガモットは皮膚についたら4,5時間は日光に当たらないでください。 夜専用にしてください。 イランイランはたくさん使うと気分が悪くなる可能性があるので、たくさん使わないようにしましょう。
ここに紹介した精油はほとんどがリラックスモードにする精油です。
2・むくみを解消したい時、体の疲労がある時

夕方になると足が浮腫む女性は多いですね。
体の疲れが全然取れないこともありますね。
そんな時は老廃物を排出する作用のある精油をお風呂に使ってみましょう。
アカマツ・ヨーロッパ、サイプレス、サンダルウッド、シダー、パチュリー、パルマローザ など
サイプレス、サンダルウッド、シダー、パチュリーはホルモン依存型癌疾患、乳腺症などには使用しないという禁忌があります。
パルマローザは妊娠中の方は使わないようにしましょう。
3・冷えを和らげたい・体を温めたい

冬はやっぱり冷えのお悩みが一番多いかもしれません。
冷えの原因もこれまた様々なので、一概には言えません。
ですが冬は寒いので体をギュッと縮めますので、筋肉が緊張して末梢血管が収縮して、ますます冷えるという可能性もあります。
ですのでここでは筋肉や末梢血管の緊張をゆるめる精油をピックアップします
ラベンダー・アングスティフォリア、ローズマリー・カンファー、ラヴィンツァラ、マジョラム、レモングラス など
ローズマリー・カンファーは「乳幼児・妊婦・授乳中の女性、神経系統の弱い方、てんかんの症状のある方には使用しない」という禁忌があります
4・ウイルス対策のため免疫をアップしたい

まだまだインフルエンザは油断出来ませんね。
お風呂で少しでも免疫をアップしたい時は、これらの精油を使いましょう。
パルマローザ、ユーカリ・ラディアタ、ラヴィンツァラ、ティートゥリー など
パルマローザは妊娠中の方は使わないようにしましょう。
5・お子さんに安心して使える精油
子育て中のママはお子さんと一緒にお風呂に入ることが多いですよね。
そんな時はお子さんが安心して使える精油がおすすめです。
ラヴィンツァラ、ユーカリ・ラディアタ、ラベンダー・アングスティフォリア など
柑橘系の精油はちょっと注意
1の「眠れない時」の精油で出てきたベルガモットのように、柑橘系の精油はお肌に付いたら4,5時間は日光に当たらないでという禁忌があります。
それともう一つ、意外とお肌がピリピリすることがあるので、使いすぎには気をつけましょう。
お子さんはオレンジ・スイートが人気ですが、だからってたくさん入れたらピリピリです。
どうしても使いたい時は、お風呂の床に垂らすのも一つの方法です。
これでもかなりいい香りが広がりますよ。
精油をお風呂に直接垂らすのはあり?
私がなぜわざわざバスソルトの作り方の記事を書いているのか。
それは精油を直接お風呂のお湯に垂らすのは、お肌に刺激がありすぎるからなのです。
精油は油分には溶けるんですが、水分には溶けないのですね。
だからそのままお風呂に垂らしても溶けないのです。
ということは溶けない精油はお湯の表面に浮き、お肌に直接付く可能性があります。
刺激の強い精油、お肌が敏感な方はこれでお肌がピリピリします。
炎症を起こす可能性も。
ですので直接精油をお湯に垂らすのはNGです。
ではバスソルト(塩)には溶けるのか?というと、残念ながら溶けません。
だから塩に精油を垂らして混ぜ混ぜしても、結局精油はお湯の表面に浮いてしまいます。
でもお湯の表面に浮いてる分、お湯に溶けている状態よりは香りは強いというメリットのようなメリットでないようなことはありますけど^^;
安全なアロマバスソルトの作り方

アロマバスソルトの作り方
ここではお湯の表面に浮かない、お湯に溶ける方法のバスソルトの作り方の説明をします。
お湯に溶けるので精油の香りはあまりしませんが(^^)
材料
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- 天然塩・粗塩・・・・・・50g
- バスオイル(乳化剤)・・小さじ1くらい(精油が溶ければOK)
- 精油・・・・・・・・・・20滴~30滴
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- 精油20滴にバスオイル(乳化剤)を入れよく混ぜます
- そこへ塩を入れよく混ぜます
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お好みでハーブなどを混ぜてもOK(その場合はお茶パックに入れてお風呂へ入れてください)
3,4回に分けて使います。
アロマの効果もさることながら、塩を使ったお風呂に入ると、本当に体がポカポカして湯冷めしにくいです。
バスオイルは乳化剤のことで、精油と水を混ぜるものです。 「乳化剤 アロマ」で検索するといろいろ出てきます。 私はバスオイルを乳化剤として使っています。
それからわざわざアロマ用の塩でなくても、スーパーに売ってある安い粗塩(精製されてないもの)でいいですよ(うちではそれしか使わない笑)
天然塩自体にも効果はありますが、それにこだわらない方はスーパーの塩でok(^^)
ついでにアロマバスオイルの作り方も
バスオイルを手に入れた方向けに、アロマバスオイルの作り方も書いておきますね。
わざわざ塩を入れなくてもバスオイルだけでもいいんです。

作り方
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- バスオイル・・・・・20ml
- 精油・・・・・・・・20滴
バスオイルに精油を混ぜて出来上がり。
2~4回に分けて使います
で、もっとお手軽なのは
バスオイル・・・・小さじ1くらい(適当)
精油・・・・・・・5~10滴
私はこれをお風呂に入る前にちょちょいと作っています。
では、アロマで楽しいバスタイムをお過ごしください
ちなみに3月の季節のレッスンはアロマバスソルト作りです
アロマを学びたい方はぜひこちらの講座を
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長崎県 川棚町でアロマショップとアロマスクールを運営している
ミルフルールです。
セルフケアに使えるメディカルアロマから、体質に合ったロジカルアロマなど、生徒さんが自分でアロマを「使える」ようになることを目的にアロマテラピーのレッスンを行っています。
《主なメニュー》
・セルフケアができるようになるアロマレッスン(嗅覚反応分析士入門講座)
・嗅覚によるカウンセリング
・アロマクラフト作り
・出張レッスン
《取得資格》
ナードジャパン・アロマ・インストラクター
嗅覚反応分析士・インストラクター
栄養士
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