アロマテラピーの基本

アロマテラピーとは?アロマが心と体の不調を癒してくれる理由

アロマテラピー

この記事では「アロマテラピーとは何なのか」についてご紹介します。

アロマテラピーって気になるけど、そもそも何をすることなの?

アロマテラピーっていい香りを嗅いで癒されるものじゃないの?

アロマテラピーが気になっているけど、一体何をするのがアロマテラピーなのか、疑問に思っている方も多いのでは?

一言で言ってしまうと、アロマテラピーとは

植物から採れた芳香成分(精油・エッセンシャルオイル)を利用して、心身の不調やホームケアなどに役立てる方法

です。

アロマテラピーとは直訳すると「芳香療法」という意味です。

アロマ(Aroma)= 芳香

テラピー(Therapy)= 療法

アロマテラピーが生まれたフランスでは、精油をさまざまな心身の不調に使われてきました。

イギリスでは、精油をマッサージやスキンケア、メンタルの不調などに使う方法が生み出されました。

このようにアロマテラピーとは、精油の作用によって心身のさまざまなトラブルに作用して、わたしたちの生活に役立てることができるものなのです。

この記事でわかること

アロマテラピーとは何なのか

精油が心身に作用するしくみ

アロマテラピーって「いい香りを楽しむもの」だけじゃなくて、「わたしたちの生活にとても役立つものなんだ」とわかり、きっとあなたもアロマテラピーをやってみたくなるはずです^^

アロマテラピー歴14年、アロマの保健室みるふるです。2021年までアロマスクール講師、セラピストをしていました。 3つのアロマ協会のインストラクターを取得しています

 

アロマテラピーで精油が心身に作用する理由

いくつかの精油
アロマテラピーとは「精油を使って心身を整えること」と言われても、なぜあの香りの液体が心身に作用するのかいまいちピンときません
では、なぜ精油が心身に作用するのか、理由を説明していきますね

精油は薬効成分

アロマテラピーが心身に作用をする理由は、ずばり「精油は薬効成分」だからです!

アロマテラピーに使う精油(エッセンシャルオイル)の正体は、植物の中にある香りの成分の集まりです。

芳香成分と言います。

この芳香成分は、香りがするだけでなく薬効もあるのが普通です。

精油の位置づけ

薬効成分の中の一種が芳香成分(つまり精油)なのです。

精油の薬効成分はたくさんあり、作用もさまざまです。

例えば

  • 神経をリラックスさせる・活性化させる
  • 痛みや炎症を抑える
  • 免疫を活性化させる

など

ほんとにほんの一例ですが、このようなものがあります。

だから薬効作用を持つ成分である精油を使うことによって、心身の不調のケアをすることができるのです。

精油が心身に作用する部分は主に3つです。

精油が作用する部分

  1. メンタルや神経
  2. お肌(スキンケアや皮膚トラブル)
  3. 体(呼吸器のトラブル、筋肉痛など)

では1つずつ詳しく見ていきましょう。

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①メンタルや神経に作用する

精油を嗅ぐことによって、リラックスしたりリフレッシュしたり、自律神経の調整にも役立ちます。

例えば

  • 眠れない時にラベンダーの香りを嗅いで眠れた
  • 落ち込んだ時にオレンジの香りを嗅いで元気が出た

など、香りを嗅ぐ(芳香浴)ことによって、メンタルや神経に影響を与えます。

精油の芳香浴がメンタルや脳に作用するメカニズムは次の通りです(かなりかいつまんで説明しています)

精油を嗅ぐ

脳に精油の成分の情報が伝わる

精油の情報によって脳から、「自律神経」「ホルモン」「免疫」などの命令が下される

体で命令が実行される

「眠れない時」を例にしてみます。

「興奮して眠れないなぁ…」

ラベンダーを嗅ぐ

ラベンダーの成分の情報が脳に伝わる

脳が「鎮静させなさい、リラックスさせなさい」と体中に指令を出す

体が鎮静、リラックスしてくる

「zzz…」

こんなふうにラベンダーを嗅いだだけで、体内ではこんなことが繰り広げられているのです。

このことから、アロマテラピーはメンタルや自律神経などを整えるとってもお手軽な方法と言えます。

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②肌へ作用する

肌に効果的な作用をする精油もたくさんあります。

そんな精油を肌に塗ることで、普段のスキンケアや肌のトラブルに役立ちます。

例えば

  • クリームにローズウッドを混ぜて普段のスキンケアに使う
  • カモマイル・ジャーマンを植物油に混ぜて痒い部分に塗る

など肌に精油を塗るという使い方ができます。

と言っても精油を原液をお肌に直接付けることは基本しません!!

その理由は、

  • 精油の原液は超高濃度
  • 精油はかんたんに皮膚を通り越して血管に入る

ということにあります。

原液を直接付けると、肌がかぶれたり、高濃度の成分が血液の中に入ったりする可能性があります。

ですので、必ずキャリアオイルと呼ばれる植物油などに混ぜてからお肌に塗ります。

植物油の種類や、精油と植物油を混ぜて使う方法はこちらの記事をご覧ください。

キャリアオイルって何?ホホバやアルガンなどおすすめオイルの使い方や選び方

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③体へ作用する

呼吸器系や筋肉の痛み、腹痛、頭痛など、体に対して作用する精油もたくさんあります。

ちょっとしたトラブルのホームケアとして役立てることができます。

例えば

  • 鼻が詰まっているのでユーカリ・ラディアタを吸入する
  • 筋肉痛がひどいので、植物油にユーカリ・レモンを混ぜてマッサージする

などの使い方ができます。

体に対しては主に

  1. 精油を吸い込む(吸入)
  2. 精油を肌に塗る

の使い方があります。

どちらも「精油が血液の中に入っていく」という性質を利用しています。

 

精油を吸い込む(吸入)

呼吸器系のトラブル(鼻づまりとか喉が痛いなど)に効果を期待した使い方です。

精油を吸い込む(吸入)は、やってることは「芳香浴」と同じですが、芳香浴よりも積極的に香りを吸い込む感じです。

精油を嗅ぐと、精油の情報が脳へ伝わると同時に、呼吸器系にも精油が吸い込まれています。

肺の中に入ると当然血液の中にも入るのですが、その量は肌に塗るほど多くはないです。

 

精油を肌に塗る

精油を肌に塗る方法は、スキンケアや肌のトラブルの他に、筋肉痛や腹痛、頭痛などにも使います。

精油を肌に塗って体に作用するメカニズムは次の通りです。

精油を肌に塗る

精油が血液の中に入る

その精油の作用する部分に働きかける

では、肩こりを例にしてみます。

「肩がバッキバキでつらい」

ユーカリ・レモンと植物油を混ぜたものを肩に塗ってマッサージ

ユーカリ・レモンの成分が血液の中に入る

ユーカリ・レモンの鎮痛作用が筋肉を痛みを和らげる

「肩こりがやわらいだ」

このように

精油に薬理作用があること

精油は体の中に入っていくこと

という理由から、肌に塗って体の痛みなどに役立てることができます。

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アロマテラピーでは「精油」を使います

プラナロム精油

精油の薬理作用を期待して使うアロマテラピーをしたいのであれば、精油(エッセンシャルオイル)を使うのが必須です。

アロマオイルではないので注意です!

アロマオイルは100%ピュアな芳香成分ではないので、薬理作用は期待できません。

精油とアロマオイルの違いについてはこの記事に詳しく書いていますので参考にされてください。

精油(エッセンシャルオイル)とは?アロマオイルとどう違うの?

どこの精油メーカーのものを購入すればいいかの基準を知りたい場合は、この記事をご覧ください。

アロマのメーカーどこを選ぶ?信頼できる精油メーカー5選

 

アロマテラピーを始めてみよう

アロマテラピーとは、精油(エッセンシャルオイル)を利用して、心身の不調やホームケアなどに役立てる方法です。

精油が心身に作用する理由は、精油が植物から採れた薬効成分で、それぞれに作用があるからです。

主に作用する場所は

  1. メンタルや神経
  2. お肌
  3. 体(呼吸器のトラブル、筋肉痛など)

です。

アロマテラピーとは何なのか?

なぜ精油が心身に作用するのか?

理由がわかったら、改めてアロマテラピーって素晴らしいなぁと思われませんでしたか?

始めはかんたんな方法からでいいので、ぜひアロマテラピーを始めてみてくださいね^^

具体的なアロマテラピーの始め方については、こちらの記事に書いていますので参考にされてください。

アロマの使い方ロードマップ。香りを楽しむ方法からアロマの作用を利用する方法までご紹介

 

ABOUT ME
みるふる
アロマの保健室のみるふるです 2016年3月~2020年8までアロマサロン、2021年3月までアロマスクールをしていました。 アロマテラピーを楽しく生活に活かすための、わたしなりの使い方の記事を書いています。 現在の保持資格 ナード・アロマインストラクター
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