この記事は「ネブライザー式のディフューザー」について書いたものです。
アロマディフューザーを使いたいけど、使うたびに水を入れたり、使った後のお手入れがめんどう…
小さい子がいるので、加熱式や水を入れるタイプは、こぼしたり触ったりすると危険
アロマディフューザーを使ってお部屋にいい香りを広げたいけど、一般的に知られている加熱式や超音波式のアロマディフューザーだとこのようなデメリットがありますよね。
私は超ずぼらなので、加熱式も超音波式(水を入れるタイプ)も、手間がかかるのがめんどうで結局毎日は使わなくなりました。
(香り方がそれぞれ違うので、たまに使っていますが)
でも、手間いらずで毎日使うのが煩わしくないのが「ネブライザー式のディフューザー」なんです。
「ネブライザー式」、「噴霧式」とも呼ばれます。
機器の本体に精油のボトルを直接取り付け、噴霧する力によって精油の微粒子を空気中に拡散させるタイプです。
水も熱も使用しないので、加熱式や超音波式よりもさらに精油本来の香りが楽しめます。
加熱式や超音波式が手間だなぁと感じたら、ネブライザー式ディフューザーを試してみるのもありですよ。
この記事でわかること
ネブライザー式ディフューザーのメリット・デメリット
わたしが使っているネブライザー式ディフューザーについて
アロマディフューザーのお手入れがめんどうでアロマを楽しめなかったけど、「これだったら使ってみようかな」となるかもしれません。
ネブライザー式ディフューザーのデメリット
手間いらずで使いやすいネブライザー式ディフューザーですが、実際使って「これはデメリットかな?」と感じた部分です。
ネブライザー式ディフューザーのデメリット
- ディフューザーに合う精油の瓶が必要
- 粘度の高い精油を使用すると詰まりやすい
- 音が気になるかも
- 「毎日違う香りをブレンドしたい」という方向けではない
- 精油の消費量が早いとされている(実感はない)
詳しくみていきましょう
ディフューザーに合う精油の瓶が必要
ネブライザー式のディフューザーは、お手持ちの精油やブレンドした精油を、付属の瓶に移し替えてノズルに装着します。
付属の瓶でないと装着できないわけではなく、
ノズルが瓶の口と合っていさえすれば、付属の瓶でなくても使えますよ。
私は生活の木のアロモアミニを使っていますが、さすがに生活の木の10mlの瓶にはぴったりでした。
なので生活の木のブレンドエッセンシャルオイルの瓶を直接セットしています。
粘度の高い精油を使うと詰まりやすい
ネブライザー式ディフューザーはいわゆるスプレータイプです。
そこに精油を直接通すわけなので、サンダルウッドやベンゾインなどどろっとした精油は詰まりやすいです。
そんな時はアルコールで洗浄しましょう。
粘土の高い精油でなくても、長期間使っていると詰まりやすくなりますので、定期的なお手入れは必要です。
音が気になるかも
「音が気になる」というレビューはよく見かけます。
噴霧する時には確かに音は大きいです。
ネブライザー式のディフューザーは、数秒間精油を噴霧して数十秒間お休み、の繰り返しなのですね。
わたしが実際使った感想ですが、「昼間は全然気にならないけど眠る時に使ったら気になるだろうなぁ」くらいの音でした。
「毎日違う香りをブレンドしたい」という方向けではない
ネブライザー式ディフューザーのいいところは、一度瓶をセットしたらそれっきりセットしたままでいい、というところです。
つまり別の瓶に変えない限り毎日同じ香りなのですね。
「毎日精油を垂らすという手間が面倒くさい!」というわたしのような人にはピッタリなのですが、「その日の気分で使う精油をブレンドしたい」という方には向かないかもしれません。
精油の消費量が早いとされている(ただ実感はない)
精油の消費量が早いというレビューもよく見かけます。
ネブライザー式ディフューザーは、超音波式のように精油を水で薄めません。
精油そのままを空気中に拡散しているので、他のディフューザーよりも精油の減りは早いとされています。
ただ、わたし自身は実感はないです。(減るのが早いと聞いてた割に減らない印象)
ネブライザー式ディフューザーのメリット
メリットはずぼらなわたしには嬉しい機能がたくさんです。
ネブライザー式ディフューザーのメリット
- 水を使わないので毎回お手入れしなくてもカビの心配がない
- 水を使わないのでこぼす心配がない
- 瓶をそのまま装着で使う時の手間がない
- タイマー式のものが多く、消し忘れがない
詳しく見ていきましょう。
水を使わないので毎回お手入れしなくてもカビの心配がない
超音波式ディフューザーの場合は水を入れるので、使い終わった後は必ず水を捨てて拭いて乾燥させないとカビが生える心配があります。
めんどくさがりのわたしは、そのお手入れがめんどうで、だんだん使わなくなりました。
それに比べると、ネブライザー式ディフューザーは水を使わず、精油を直接噴霧するタイプなので、使い終わった後に毎回のお手入れの必要がありません。
もちろんカビの心配もないです。
水を使わないのでこぼす心配がない
超音波式のディフューザーは水を使うので、こぼさない場所を選ぶ必要がありますよね。
電子機器などにかかってしまうと大変ですし、床に置くと蹴りそうですしね。
それに比べると、ネブライザー式ディフューザーは倒してもこぼれることがないのです。
安心して電子機器の近くでも床にも置くことができます。
瓶をそのまま装着するので使う時の手間がない
ネブライザー式ディフューザーは、付属の瓶(または同じサイズの瓶)に精油を入れて装着します。
一度装着したら、精油がなくなるまではそのままでOKなんです。
他のディフューザーのように、毎回精油をいちいちセットしなくていいんです。
使う時は電源を入れるだけ。
これだと毎日使っちゃいますよね~
(デメリットであげたように、これが合わない人もいるかもですが)
タイマー式のものが多く、消し忘れがない
加熱式のディフューザー以外は、ほとんどのディフューザーがタイマー式のものが多いので、メリットなのかはわかりませんが、一応メリットにあげておきます。
ずぼら&うっかりなわたしにはなくてはならない機能です。
香りの広がり方は局所的・シャープな印象
これはメリット、デメリットというよりは、特徴ですね。
わたしが使ってみての感想ですが、ネブライザー式ディフューザーは部屋全体というよりは、局所的に強く香る印象です。
そのディフューザーが何畳に対応しているのかによりますが、わたしの場合、玄関やトイレなどの少し狭い空間で使うことが多いです。
そして水で薄めていない&加熱していないことから、精油の香りそのままが広がります。
香りはわたしにはシャープに感じます。
わたしが使っているネブライザー式アロマディフューザー
私が使っているネブライザー式ディフューザーは、生活の木の「アロモアミニ ポータブル」です。
ウッド調なのがわたし好みで、うちのインテリアになじむところもお気に入り。
毎日いろんな場所で大活躍しています。
お気に入りポイント
- 精油の入った瓶を直接セットできる
- 電源をいれるだけ
- コンセントがない場所でも使える
特に「充電式なのでコンセントがない場所で使える」というのは、本当に重宝しています。
ポータブルでないのは多分充電式でないので気をつけてください。
では、わたしが実際にどのように使っているかをご紹介します。
アロモアミニはトイレが定位置で、朝からトイレで電源を入れています。
リードディフューザーも置いてて、どれだけトイレ臭いの?って思いますけど笑
タイマーが切れたら次は玄関に移動します。
たまにウォークインクローゼット(衣類ってけっこう臭うのと防虫も兼ねて)。
たまに夫の寝室(加齢臭がするので笑)。
と、かなりフル回転しています。
手間いらずのネブライザー式ディフューザーで毎日香りを楽しもう
ネブライザー式ディフューザーのデメリットは
ネブライザー式ディフューザーのデメリット
- ディフューザーに合う精油の瓶が必要
- 粘度の高い精油を使用すると詰まりやすい
- 音が気になるかも
- 毎日違う香りを楽しみたい方向けではない
- 精油の消費量が早いとされている(実感はない)
メリットは
ネブライザー式ディフューザーのメリット
- 水を使わないので毎回お手入れしなくてもカビの心配がない
- 水を使わないのでこぼす心配がない
- 瓶をそのまま装着で使う時の手間がない
- 充電式(電池式)なので持ち運び便利(充電式でないのもあるので注意)
- タイマー式のものが多く、消し忘れがない
手間がかからないので、多忙な方やずぼらな方にはとてもおすすめです。
水や熱を使わないので、安全にも使えます。
加熱式や超音波式が不便と感じたら、ネブライザー式ディフューザーも候補に入れておくといいですね。