この記事は「頭痛を和らげるロールオンアロマの作り方」について書いたものです。
頭痛、つらいですよね(>_<)
私も偏頭痛によくなるのでわかります~。
薬を飲むほどでもないレベルの頭痛の時って、我慢するしかなくてつらくないですか?
軽い頭痛の日に薬を飲んでいたら癖になりそうですもんね。
そんな時はアロマテラピーの力を利用するのも一つの方法です
頭痛にはいくつか種類があります。
- 緊張型頭痛
- 偏頭痛
- 群発頭痛
- 病気が原因で起こる頭痛
など
群発頭痛や病気が原因で起こる頭痛は、アロマテラピーでどうこうできるものではないのでここでは取り上げません。
今回は「偏頭痛」についてのアロマテラピーについてご紹介します。
ただ私の経験上、吐き気までいった場合はアロマテラピーで対処どころではありません。
なので今回は「薬を飲むほどでもないんだけど」くらいの軽い偏頭痛の場合についてお伝えしますね。
この記事でわかること
偏頭痛に効果的な作用をする精油
偏頭痛用のロールオンアロマの作り方
精油の作用を利用して、つらい頭痛を乗り切りましょう!
(日ごろからのセルフケアが何より大事ですけどね)
偏頭痛に利用したいアロマの作用

偏頭痛を誘発する原因はさまざまで、「はっきりわかっていない」とも言われています。
でも結局はさまざまな要因から「血管がいきなり広がること」が偏頭痛を起こす原因のようです。
出典:サワイ健康推進課
私の場合は、ほとんどが「曇っている日」に起こるので、気圧の変化が原因でしょうか。
最近は天気痛とも呼ばれていますね。
低気圧になると自律神経のバランスが崩れやすく偏頭痛になりやすいらしいです。
雨の日は”ズキズキ” “気分が落ち込む”その不快感「天気痛」かも!?
出典:全薬工業株式会社
またストレスが原因で頭痛になることがあります。
ストレスによる頭痛はストレスを和らげることが大事です。

偏頭痛の原因を考えると、偏頭痛に対してアロマテラピーで出来ることは
- 自律神経を整える精油を使う
- 血管を収縮させる精油を使う
- 痛みを和らげる精油を使う
- 神経の痙攣を鎮める精油を使う
ことかなぁと思います。
ただ私の経験上、吐き気までいった場合はアロマで和らいだりしたことがありません。
なのであくまでも軽い日に限ります。
頭痛がひどい日は薬、軽い日はアロマテラピー、など上手に使いわけましょう。
偏頭痛のときにおすすめのアロマはこれ

前の項で、偏頭痛に対してアロマテラピーで出来ることは
- 自律神経を整える精油を使う
- 血管を収縮させる精油を使う
- 痛みを和らげる精油を使う
- 神経の痙攣を鎮める精油を使う
ことだとお伝えしました。
そのような作用を持つ精油はたくさんあるのですが、その中でも偏頭痛におすすめの精油をご紹介します。
偏頭痛の時に使いたい精油
- バジル
- ウィンターグリーン
- カモマイル・ローマン
- ペパーミント、アルベンシスミント
- ラベンダー・アングスティフォリア
など
などがあります。
では、詳しく見ていきましょう。
バジル
バジルは
- 鎮痙攣作用
- 鎮痛作用
- 抗炎症作用
があり、頭痛にはとてもおすすめの精油です。
頭痛の他にも生理痛や筋肉痛にもおすすめです。
吐き気や嘔吐にも効果的なので、吐き気をもよおす偏頭痛にはいいかもしれません。
ただ、香りは独特で香りが好き嫌いがあります。
(食べるハーブとはかなり香りが違います。)
そしてバジルの購入には注意が必要です。
今回のバジルは「チャビコールメチルエーテル」が主成分のものです。
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バジルと同じような成分の精油にタラゴンがあります。
そちらの方が香りが好きな方はそちらを使ってもOKです。
ペパーミント、アルベンシスミント
ペパーミント、アルベンシスミントともに
- 血管収縮作用
- 鎮痛作用
- 麻酔作用
があり、頭痛にはよく使われています。
吐き気などにもいいので、私は頭痛のレシピにはペパーミントやアルベンシスミントは必ず使っています。
そのほかにも筋肉痛や肩こりにも効果があります。
ただしペパーミントとアルベンシスミントには禁忌があり、注意が必要です。
ペパーミントについての詳しい記事はこちら↓

ウィンターグリーン
ウィンターグリーンには
- 鎮痙攣作用
- 鎮痛作用
があります。
ウィンターグリーンの主成分は「サリチル酸メチル」というもので、天然のアスピリンと呼ばれています。
アスピリンは解熱剤や頭痛薬によく使われている成分です。
香りはまさに湿布の臭いで、「アロマっていい香りのするもの」という概念を大きく覆してくれます。
頭痛の他にも、筋肉痛などにもよく使われます。
ラベンダー・アングスティフォリア
万能精油と言われるラベンダー・アングスティフォリアは
- 鎮痙攣作用
- 鎮痛作用
- 抗炎症作用
があります。
頭痛の他にも生理痛や筋肉痛、肩こりなどにもおすすめです。
ストレスが原因の頭痛や胃痛にもおすすめです。
ラベンダー・アングスティフォリアについての詳しい記事はこちら↓

カモマイル・ローマン
リンゴに似たやさしい香りのカモマイル・ローマンは
- 鎮痙攣作用
- 鎮痛作用
- 抗炎症作用
があります。
頭痛に関しての作用はラベンダー・アングスティフォリアと似ています。
頭痛用ロールオンアロマのレシピ

ここでは頭痛用ロールオンアロマのレシピをご紹介します。
作用を重視していますので、香りは「いい香り~」という感じではないです。
基本の分量はこちら
ロールオンアロマの分量
- 精油…合計10滴(お肌が敏感な方は6滴)
- 植物油…10ml
精油は合計10滴にしていますが、お肌が敏感な方は6滴に減らしてください。
塗る場所はこめかみなど痛い部分です。
(でも髪の毛とかがジャマして塗りにくいです)
今回はお肌に刺激のある精油が多いので、顔に塗るのは厳禁です!
ロールオンアロマの詳しい作り方についてはこちらを参考にされてください↓

わたしの経験上なんですが、
というか具合悪すぎて無理です。
そして頭痛はしょっちゅうなるものでもないので
それはもったいないですよね。
なので私が提案するのは
「肩こり」+「偏頭痛」など、自分がなりやすい症状のレシピと併用する「偏頭痛」+「α」なレシピ
です。
これだったら、ふだんは肩こりに塗っていて頭痛の時はこめかみに塗る、などできて便利です。
偏頭痛+肩こり・筋肉痛
偏頭痛にもなるけど、肩こりもひどいよという方におすすめの組み合わせです。
なぜか頭痛におすすめの精油には、筋肉の痛みにもおすすめの精油が多いんですよね。
- バジル…4滴
- ペパーミント(アルベンシスミント)…3滴
- ウィンターグリーン…3滴
- 植物油…10ml
肩こりや筋肉痛の部分に塗ります。
ただし香りは強烈です…
こちらは関節痛用に作っていたロールオンアロマなのですが、頭痛の日にも役立ちました。
https://www.instagram.com/p/Cex1DjXu0UD/?utm_source=ig_web_copy_link
アロマクラフトってこんな風に1本で2役使うことがけっこう多いので、とっても便利です。
参考までにレシピを載せておきますね。
関節痛、筋肉痛、肩こり、腰痛にもおすすめのレシピです。
- ウィンターグリーン…3滴
- ヘリクリサム…3滴
- ペパーミント…2滴
- ユーカリレモン…2滴
- ホホバオイル…10ml
偏頭痛+不眠
頭痛にもなるけど、あまり眠れないよという方におすすめの組み合わせです。
- ラベンダー・アングスティフォリア…5滴
- カモマイル・ローマン…2滴
- プチグレン…3滴
- 植物油…10ml
プチグレンは鎮痙攣作用や自律神経を整える作用があるので、頭痛にも効果的です。
(プチグレンの香りは好き嫌いがあるので、嫌いなら無理に使わなくて大丈夫です)
そして全て誘眠作用があり、興奮して眠れない時にはぴったりです。
また、肩こりやストレスが原因の胃痛などにも使えます。
眠る時は、首筋などに塗って香りを楽しむほか、土踏まずやみぞおちに塗るのも有効です。
偏頭痛+生理痛・胃痛
神経の痙攣を鎮める作用が強い精油を使っています。
- バジル(タラゴン)…4滴
- ラベンダー・アングスティフォリア…4滴
- カモマイル・ローマン…2滴
- 植物油…10ml
生理痛には下腹部、胃痛には胃やみぞおちに塗ります。
偏頭痛+吐き気・乗り物酔い・腹痛
消化器系に作用する精油の組み合わせです。
ペパーミント(アルベンシスミント)…5滴
バジル…5滴
植物油…10ml
偏頭痛で吐き気になりやすい方や、ふだんからお腹の調子が悪くなりやすい方は、こちらの組み合わせを作っておくといいかも。
肩こりや筋肉痛にも使えます。
軽い頭痛にはロールオンアロマを活用しよう
偏頭痛に対してアロマテラピーで出来ることは
- 自律神経を整える精油を使う
- 血管を収縮させる精油を使う
- 痛みを和らげる精油を使う
- 神経の痙攣を鎮める精油を使う
などがあります。
そのような作用を持つおすすめの精油は
偏頭痛の時に使いたい精油
- バジル
- ウィンターグリーン
- カモマイル・ローマン
- ペパーミント、アルベンシスミント
- ラベンダー・アングスティフォリア
などがあります。
頭痛用のためだけにロールオンアロマを作ってもいいけど、
・吐き気がするほどの頭痛になってから「頭痛用のオイルを作ろう」などという気持ちにはなれない
・頭痛用だけのためにオイルを作ってしまうと、期限内に使い切れなくて酸化してしまう
などの理由から「偏頭痛」+αの組み合わせがおすすめです。
薬を飲むほどでもないけどちょっとつらい、という軽めの頭痛にはアロマテラピーをお役立てください。
