アロマテラピーの基本

精油(エッセンシャルオイル)とは?アロマオイルとどう違うの?

アロマテラピーをしたくてさっそくアロマオイルを買ってきました
みるふる
みるふる
ちょっと待った!そのアロマオイルは精油ですか?精油とアロマオイルって違うんですよ

アロマテラピーに使うものは「アロマオイル」と思っていらっしゃる方も多いと思います。

厳密にいうと、アロマテラピーに使う精油(エッセンシャルオイル)と香料として楽しむアロマオイルは違います。

アロマテラピーとしてちょっとしたトラブルや不調に役立てたいのなら、アロマオイルではなく精油を使いましょう!

アロマの保健室、みるふるです。昨年までアロマスクール講師、セラピストをしていました。アロマテラピー歴14年、3つの協会のインストラクターを取得しています。

 


精油とアロマオイルって違うの!?

残念ながら精油とアロマオイルは違います

精油とアロマオイルの違いを詳しくお答えします。

精油(エッセンシャルオイル)は植物から採れた香りの集まり

こんな経験ありませんか?

  • ペパーミントの葉をこすったら清涼感のある香りがした
  • ラベンダーをゆすったらフローラルな香りがした
  • レモンの皮を潰したら爽やかな香りがした。
    (目に入ったらしみるやつ)

ずばりその香りが精油です。

香りって目には見えませんけど、ちゃんと物質なんです。

その香りのする物質(芳香成分)のみを集めたものが精油です。

精油は、植物の花、茎、葉、根、果皮、樹脂、樹皮、種子などから抽出された、100%ピュアな香りの成分の集まりです。

その香りの成分は薬のような成分、薬効成分の一部です。

精油は薬効成分のうちの香りの成分のみを集めたものだから、精油にももちろん薬効成分があります。

ラベンダーの精油を嗅ぐとリラックスする、ということは有名ですよね。

ラベンダー精油を嗅ぐとリラックスするのは、ラベンダー精油にリラックス作用のある成分が入っているからなのです。

という理由で薬効のある精油をアロマテラピーに使う、というのは鉄則なのです。

 

アロマオイルは100%ピュアではない

アロマオイルは

  • 人工香料100%

または

  • 精油を使っていてもアルコールや他の材料が混ざっている
つまり植物だけから抽出された100%ピュアなものではないのです

ですので、ラベンダーを嗅いでリラックスしようと期待しても、ラベンダーのアロマオイルにリラックスする成分は入っていません。

仮にラベンダー精油が含まれていたとしても、本物の精油ほど成分は入っていませんから、リラックス作用も期待できないでしょう。

(プラシーボ効果はあるかも)

ガーン!じゃぁアロマオイルはダメですね…
みるふる
みるふる
アロマオイルが悪いですよ、というわけではなく使い分けが大事なのです!

芳香浴として香りを楽しむだけならアロマオイルでOK

アロマテラピーに使うなら精油・エッセンシャルオイル

 

キャンドルやポプリの香り付けもアロマオイル

ふだん「アロマの香り」と思っているものも、精油ではなくアロマオイルの場合がたくさんあります。

  • キャンドル作りに使われる「フレグランスオイル」
  • ポプリの香り付けに使われる「ポプリオイル」

市販のリードディフューザーも本物の精油が使用されることは少ないでしょう。

本物の精油を使ったキャンドルやリードディフューザーはもちろんありますが、お値段が全然違います。

まぁ、香りも全然違いますけどね…。

余談ですが、私はアロマオイルの香りは具合が悪くなるので使いません。

キャンドルやポプリ、リードディフューザー、アロマワックスバーも、
フレグランスオイルやポプリオイルを使ったら具合が悪くなったので、
アロマオイルではなく精油を使っています。

(注)アロマオイルの悪口ではなく好みの問題です

 

精油とアロマオイルの見分け方

このアロマオイルは雑貨屋さんのアロマコーナーで買ったから間違いないと思ったのに…
みるふる
みるふる
日本では精油は雑貨扱いなので、だいたいは精油もアロマオイルも同じアロマコーナーに置いてあります

しかもアロマオイルの方が値段が安いのです。

なので精油とアロマオイルの違いを知らないと、ついついアロマオイルのほうを買ってしまいがちです。

だって安い方がいいですもんね。

大丈夫!精油とアロマオイルの見分け方をご紹介しますよ

箱に「精油」「エッセンシャルオイル」と書いてあるか

精油・エッセンシャルオイルは、箱に必ず「精油」または「エッセンシャルオイル」と書いてある!

精油やエッセンシャルオイルなら書いてあるはずです。

逆に100%ピュアな精油でなければ「精油」「エッセンシャルオイル」と表記することはできません。

だからアロマオイルには「精油」「エッセンシャルオイル」と書いてありません。

とりあえずそれだけチェックすれば大丈夫です。

さらにもっと信頼のある精油を購入したいなら、ここもチェックしましょう。

  • 植物の学名が書いてある
  • 抽出部位・抽出方法が書いてある
  • 原産国名が書いてある
  • 蒸留年月、消費期限が書いてある
  • ロット番号が書いてある

値段が安すぎないかチェック

お手頃な精油の相場はおおよそこんな感じです。

3mlで600円~

10mlで1300円~

(メーカーによってかなり違いますが)

それよりも異様に安すぎる場合は、「精油」「エッセンシャルオイル」と書いてあるかどうか確認しましょう。

精油はなぜ高いのか

アロマオイルが百均などで買えると思うと、天然の精油はすごく高く感じてしまいますよね。

ローズの精油なんて5mlで30,000円~40,000円ほどで気軽に手が出せない感じです

精油の値段が高い理由は、精油を抽出するのに使う植物の量が多いからです。

例えばラベンダー精油を1kg抽出するのに、ラベンダーの花穂は150kg必要です。

ローズ精油1kgを抽出するためには、なんとローズの花びらを3~4トン必要とします!

ローズの花自体お高いのに、その花びらのみを4トンって、そりゃ精油もお高くなるでしょって話ですよ。

なので安いローズのアロマオイルが本物のローズの精油でないことはおわかりだと思います。

 

まとめ

一般的に精油も「アロマオイル」と呼ばれることが多いので、違いを知っておかないとアロマテラピーに使っても意味がない場合があります。

精油は

  • 植物だけから抽出される100%ピュアな香りの成分
  • アロマテラピーで効果を期待して使う時は必須

アロマオイルは

  • 100%人工香料または、精油が含まれていても他の材料が混ざっている
  • 芳香浴として香りをたのしむだけならOK

どこの精油メーカーを選べばいいかわからないという方はこの記事を参考にされてください。

アロマのメーカーどこを選ぶ?信頼できる精油メーカー5選 この記事ではわたしが実際使ったことのある精油メーカーから、おすすめの精油メーカをご紹介します。 参考にされ...

 

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ABOUT ME
ミルフルール
ミルフルールです 2016年3月~2020年8までアロマサロン、2021年3月までアロマスクールをしていました。 現在はスクールはお休み中です。 正しく楽しくアロマテラピーを行っていただくため、記事を書いています。 取得資格 ナード・アロマインストラクター 嗅覚反応分析士インストラクター