気分の落ち込みが何日も続くとつらいし、うつ病にもなりやすいといわれるので、なるべく早くやわらげたいと思いますよね。
気分が落ち込む根本的な原因を解決することがベストですが、アロマの力を借りて心身の神経を活発にすることで気持ちが上向きになることが可能です。
うまくアロマを利用して快適な毎日を送りましょう!
気分の落ち込みにアロマテラピーが効果的な理由
「なんだかよくわからないけど落ち込む」という人は、自律神経が乱れている可能性もあり、そんなときにはアロマテラピーがおすすめです。
自律神経には心身を「活発にする(交感神経)」「リラックスさせる(副交感神経)」があり、両方のバランスがとれていることで身体と心の状態を保っています。
でも、リラックスしすぎるのも、やる気スイッチが入らなかったり、気分が落ち込んだりダルイと感じたりするから「すぎる」のはよくありません。
心身がリラックスしすぎたら交感神経のほうを活発にする必要があり、そんな作用のある精油を使うのが手っ取り早いです。
精油でなくても、「運動する」「おしゃべりする」などでも神経が活発になります。
では、交感神経を活発にする精油はどんなものがあるのでしょうか。
気分が落ち込んでいるときにおすすめの精油
わけもなく気分が落ち込んでいるときにおすすめの「交感神経を活発にする」「気分を上げる」精油はこちらです。
気分の落ち込みにおすすめの精油
- オレンジ・スイート
- グレープフルーツ
- レモン
- ユーカリ・ラディアタ
- ラヴィンツァラ
- ローズマリー・シネオール
- ペパーミント
- ローズ
- ゼラニウム
このなかで「好き」と感じる精油を嗅いでみましょう。
気持ちを明るくする柑橘系の香り
オレンジ・スイート、グレープフルーツ、レモンは気持ちを明るくリフレッシュさせてくれます。
どれも人気のある香りなので取り入れやすいです。
スッキリ系の香り
ユーカリ・ラディアタ、ラヴィンツァラ、ローズマリー・シネオールなどのスッキリ系の精油は、交感神経を活発にしてくれます。
朝から使うとさらに効果的です。
ペパーミントは気持ちが高揚して元気がでます。
華やかなお花の香りで気分を上げる
ローズやゼラニウムなどの華やかなお花の香りは、幸せな気分にしてくれます。
ローズはすごく高価なので、ほかの精油とブレンドしておくといいですよ。
これらの精油をどう使うのか、おすすめの方法を紹介します。
気分の落ち込みに精油を使う方法
自律神経に働きかけるには精油を嗅ぐことが一番効果的です。
お部屋に香らせたりお風呂に使うのがおすすめです。
- ディフューザーでお部屋に香らせる
- アロマバス
手軽なのはディフューザーで香りを広げることです。
ディフューザーでお部屋に香らせる
一番かんたんで手軽な方法がアロマの香りをお部屋に香らせることです。
アロマディフューザーでお部屋全体に香らせてもいいし、アロマストーンやティッシュに数滴垂らすと自分の周りくらいは香ります。
あらかじめ、好きな香りを数種類ブレンドしたものを作っておくと便利です。
香りの組み合わせが気になると思いますが、好きな香りでブレンドするとどんな組み合わせでもいい匂いに感じます。
アロマバス
精油を使ってバスソルトをつくり、お風呂のお湯にいれて神経を活発にするのもおすすめです。
熱めのお湯は交感神経を優位にするので、なるべく高めの温度にしましょう。
気分が上がるバスソルト(3~4回分)
- キャリアオイル…小さじ1~
- ローズマリーシネオール…5滴
- ラヴィンツァラ…5滴
- ゼラニウム…5滴
- バスソルト…50g
バスソルトに使う精油はリラックス系が多いのですが、今回は交感神経を活発にすることが目的なので「癒される~」という香りではないです。
詳しい作り方はこちらの記事を参考にしてください。
気分の落ち込みにアロマテラピーを活用
理由がわからない気分の落ち込みは、自律神経が乱れていることが原因であることが多く、ほうっておくと身体にも影響がでてきます。
運動やおしゃべりだけでも気分が上がるので、アロマと併用して行うといいですね。