この記事では「アロマバスソルトの作り方」を紹介しています。
基本の作り方から「色つきのバスソルト」まで、レシピ大公開しちゃいます。
この記事でわかること
- アロマバスソルトの作り方
- アロマバスソルトを使うときの注意点
いい香りのバスソルトでカラダもココロも満たされてくださいね♪
アロマバスソルトの材料
アロマバスソルトを作る材料はつぎのとおりです。
- 精油(エッセンシャルオイル)
- バスソルト
- 乳化剤※
※乳化剤は肌が敏感な人に使います。
精油(エッセンシャルオイル)
アロマテラピーに使うのは「アロマオイル」ではなく、必ず「精油」「エッセンシャルオイル」と表記してあるものを選びます。
精油とアロマオイルのちがいについてはこちらを参考にしてください↓
バスソルトの種類はお好みで
バスソルトとはお風呂に入れる塩のことで、健康や美容などさまざまな効果を期待して使われています。
好みや予算によって使い分けるといいですね。
- ヒマラヤ岩塩
- 死海の塩(デットシーソルト)
- エプソムソルト
- あら塩でもOK
じつは「あら塩」でもOKなんですが、バスソルトのほうが単体でも「デトックス」「疲労回復」「血行促進」などの効果があります。
【ヒマラヤ岩塩】
カリウム、カルシウム、鉄分、マグネシウム等のミネラルが豊富
美肌効果やデトックス作用に優れている
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【死海の塩(デットシーソルト】
死海から採れる塩
肌の保湿やバリア機能を高め、バスソルトの中でも美容効果は高い
【エプソムソルト】
硫酸マグネシウムが主成分で塩は含まれていない
温浴効果が高く疲労回復やデトックス力に優れている
乳化剤
お肌が敏感・かぶれやすい人は「バスオイル」「キャリアオイル」などの乳化剤の役割をするものを使う必要があります。
精油と塩は混ざらないので、精油がお湯の表面に浮き、肌が敏感な人はかぶれるおそれがあるからです。
無水エタノールに精油をまぜる方法もあります。
アロマバスソルトの作り方・3パターン
アロマバスソルトの作り方を3パターン紹介します。
- 【基本】混ぜるだけ
- 肌が敏感な人バージョン
- 色つきバージョン
好みにあわせて作ってみてください。
【基本編】混ぜるだけのかんたんバージョン
基本の混ぜるだけのかんたんな作り方です。
まぜるだけのかんたんバージョン(3~4回分)
- お好きな精油…15滴
- バスソルト…50g
作り方は「精油とバスソルトを混ぜる」だけです。
この場合、お湯の表面に精油が浮いて肌に付く可能性があるので、皮膚刺激の強い精油は避けます。
(精油はのちほど紹介しますね)
混ぜるだけのバスソルトのメリット・デメリット
メリット…混ぜるだけでかんたんお手軽。香りのもちがいい。
デメリット…精油が肌に付いてピリピリするかもしれない
肌が敏感でかぶれやすい人はつぎの方法で作ってください。
肌が敏感な人バージョン
肌が敏感な方は、精油に乳化剤を溶かしてから作る方法をおすすめします。
バスオイルを使うと精油がお湯に溶けるので表面に浮くことがなく、精油が肌につかずにとても安心です。
キャリアオイルだと、精油とキャリアオイルは混ざるけど水には溶けてないので、湯船に浮き香りはバスオイルよりはもちます。
肌が敏感な人バージョン(3~4回分)
- バスオイル…小さじ1
- 精油…15滴
- バスソルト…50g
作り方
ビーカーなどにバスオイルまたはキャリアオイルを入れ、そこへ精油をブレンドしてよく混ぜます。
①へバスソルトを加えよく混ぜて出来上がり。
ハーブを入れるとより見た目がかわいくなります。
※ハーブを入れた場合は、浴槽の中にハーブが散らばるのでお茶パックに入れたほうがいいです。
バスオイルを使ったバスソルトのメリット・デメリット
メリット…精油の原液が肌につかないので敏感肌の人も安心
デメリット…香りが薄い
SNS映えまちがいなしなら色つきバスソルトです。
ハーブティーで色つきバスソルトを作ろう
ちょっと手間がかかりますが、色が付いているかわいいバスソルトを手作りすることができます。
この色つきを作ったあとに、「混ぜるだけバージョン」「お肌が敏感な人バージョン」の好きなほうで、精油をまぜてください。
色つきバージョン
- ブルーマロウまたはバタフライピーのハーブティー…小さじ2
- バスソルト(色がついてないもの)…100g
塩は色がついてないデットシーソルト、ハーブティーはバタフライピーを使いました。
バスソルトは粒状でないとお湯にすぐに溶けるかも。
作り方
ビーカーにバタフライピーを小さじ2杯入れ、お湯を入れて色を出します。
お湯の量は30mlにしましたが、濃ゆく色が出ればOKです。
①を茶こしでこして冷まします。
②にバスソルトを入れ混ぜて、キッチンペーパーを敷いたお皿などに移して乾燥させて出来上がり。
わたしは電子レンジで乾燥させて時短しました。
様子を見ながらチンしないと焦げます。写真のは焦げてます(笑)
ラベンダーなどのハーブを入れるとかわいいですね。
このあとに精油をまぜます。
今回はバタフライピーを使いましたが、濃い色がでるハーブティーなら何でもいいです。
アロマバスソルトを使うときの注意点
手作りアロマバスソルトの注意点などは必ず押さえておきましょう!!
保存期間
瓶などに入れ冷暗所に保存し1か月以内に使い切ります。
乳化剤にキャリアオイルを使った場合は2週間で使い切るのが無難です。
(キャリアオイルが酸化しやすいため)
皮膚刺激のつよい精油はさける
バスソルトには皮膚刺激のつよい精油を使うのはさけましょう。
精油と塩は混ざらないので、「混ぜるだけバージョン」のバスソルトの場合、精油がお湯の表面に浮き、肌につくおそれがあるからです。
お湯の表面の精油は原液のため、皮膚刺激のつよい精油だとヒリヒリしたりかぶれることがあります。
皮膚刺激のある精油
- 柑橘系
- ペパーミント
- ユーカリ・レモン
- リトセア
- レモングラス
- クローブ
- シナモン
クローブ、シナモンは特に皮膚刺激が強いため、始めから使わない方が無難です。
光毒性のある精油
精油には光毒性のある精油があり、朝や昼間に入る場合には使わないようにしましょう。
光毒性のある精油は次のようなものがあります。
- ベルガモット
- レモン
- グレープフルーツ
では、シチュエーション別におすすめの精油を紹介します。
【目的別】アロマバスソルトに使いたい精油
目的別におすすめの精油をご紹介します。
好きな精油を組み合わせてくださいね。
※赤文字は皮膚刺激や光毒性に気をつける精油
ストレスや眠れないとき
一日の終わりにほっとしたい時、ぐっすり眠りたい時におすすめの精油です。
- ラベンダー・アングスティフォリア
- イランイラン
- カモマイル・ローマン
- マジョラム
- プチグレン
- ベルガモット
- オレンジ・スイート
- マンダリン
- リトセア
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冷え・デトックス・筋肉痛・足のむくみ
バスソルトと精油の相乗効果で血行促進が期待できます。
- ローズマリー・カンファー
- アカマツ・ヨーロッパ
- サイプレス
- サンダルウッド
- ジュニパー
- シダー
- ジンジャー
- ペパーミント
- レモングラス
- ユーカリ・レモン
自律神経を整えたい
自律神経をととのえる精油を紹介しますが、「好き」と感じる香りを選んでください。
- ラベンダー・アングスティフォリア
- イランイラン
- カモマイル・ローマン
- プチグレン
- ベルガモット
- マンダリン
- サイプレス
- ゼラニウム
- マジョラム
風邪の季節に
抗ウイルスや免疫アップの作用のある精油を使って感染症予防に。
ラヴィンツァラは誘眠作用があるので夜のお風呂にはとってもおすすめです。
手作りのアロマバスソルトで1日の自分を癒して
アロマバスソルトは、「皮膚刺激」「光毒性」のある精油に気をつけさえすれば、混ぜるだけでかんたんに作れます。
1日がんばった自分に、香りのごほうびをしてぐっすり眠りたいですね。
あら塩でもいいけど、岩塩やエプソムソルトだと体の温まり度合いが全然ちがうのでおすすめです!