この記事ではアロマクラフトを作る時に必要な材料や道具についてお伝えします。
では、適切な材料や道具を紹介していきますね
アロマクラフト作りに必要な材料
アロマクラフトを作る時の材料は以下のようなものがあります。
- 無水エタノール
- 精製水
- 植物油
- ジェル基材
- シアバター
- ミツロウワックス
- ハーブウォーター
- バスオイル
- 乳化剤
- バスソルト
- グリセリン など
始めから全てを準備する必要はありません。
作るアロマクラフトに必要なものだけ準備していきましょう。
スプレー作りに欠かせない無水エタノール
主に使うアロマクラフト
- アロマスプレー
- 香水
- リードディフューザーなど
無水エタノールは精油と水を混ぜ合わせる役目
無水エタノールは、アロマスプレーを作る時に必須の材料です。
精油と水を混ぜ合わせるために使います。
精油は油溶性なので水に直接垂らしても溶けません。
水に精油が溶けないと、お肌にスプレーした時に精油の原液がお肌につくことになり、お肌にトラブルが起きる可能性があります。
そこでまず無水エタノールに精油を混ぜてから、水を加えるという作り方をします。
他にも、
- 香りを良くする働きがあるので、香水作りには欠かせない
- 日持ちを良くする
などの役目があります。
エタノールではなく無水エタノールをおすすめします
アロマテラピーに使うアルコールは無水エタノールをおすすめしています。
無水エタノールはアルコール99.5%濃度以上で、ほぼ純粋なエタノールのことです。
一方エタノールや消毒用エタノールは、無水エタノールよりもアルコール濃度が低く、精油が完全に溶けない可能性があります。
ですのでアロマクラフトを作る時には、より精油が溶けやすい無水エタノールを使います。
無水エタノールが手に入らなかった時期は、私はウォッカや梅酒用のホワイトリカーで代用していました。
その時は水は加えずアルコールのみで作りました。

精製水

主に使うアロマクラフト
- アロマスプレー
- 化粧水 など
ミネラルや消毒の成分などの不純物を取り除いた水です。
アロマクラフト作りでは精製水を使います。
精油と水は混ざらないので、無水エタノールと精油を溶かした後に使います。
植物油

主に使うアロマクラフト
- マッサージ用オイル
- 美容オイル
- みつろうクリーム
- リップバーム
- 練り香水
- 香油 など
植物油は手作りコスメに欠かせません。
初めてアロマテラピーに植物油を使うなら、酸化しにくく保湿性が高いホホバオイルをおすすめします。
植物油については詳しく記事を書いていますので、こちらを参考にされてください

植物油を使ったアロマクラフトはこちらの記事に書いています


ジェル基材

主に使うアロマクラフト
- かゆみ止めなど
植物油よりもさっぱりした使い心地なので、夏によく使います。
虫刺されや喉が痛い時など、マッサージではなくピンポイントで使いたい時によく使っています。
保湿力を高めるシアバター


主に使うアロマクラフト
- クリーム
- リップバーム など
保湿力抜群で、シアバターを加えるとミツロウクリームなどの保湿力がupします。
そのままお肌に塗ってもいいです。
みつろうワックス
主に使うアロマクラフト
- クリーム
- 練り香水
- アロマワックスサシェ
- アロマキャンドル など
ハチの巣からとれるワックスで、クリームやキャンドル作りに必須の材料です。
精製していないものは黄色く、精製しているものは白い色をしています。
未精製のものはそのままの成分で少し匂いもあります。
お肌が敏感で心配な方、匂いが気になる方は精製しているものを使うのが無難です。
ハーブウォーター

主に使うアロマクラフト
- 化粧水
- ジェルローション
- ふわふわクリーム など
ハーブウォーターは芳香蒸留水、フローラルウォーターとも呼ばれます。
特徴としては以下のようなものがあります。
- 精油を作る時に出来る副産物
- 水溶性の成分が溶け込んでいて、精油ほど成分の濃度が高くない
- ほのかな香り
- そのまま化粧水として使える
種類によっては赤ちゃんにも安心して使える虫よけスプレーにもなります。
ただ、精油のようにいい香りのものは少ないです。
香りの良さでおすすめなのはローズウォーター。
ローズの香りがするし、お肌のお手入れにもおすすめなんです!
バスオイル(乳化剤)

主に使うアロマクラフト
- 入浴剤
- 精油とジェルを混ぜる乳化剤として など
精油を混ぜるだけで簡単に入浴剤になります。
また、精油の濃度が高すぎてジェルに溶けない時などにも乳化剤として使います。
安全なバスソルト作りにも使います。

乳化ワックス


主に使うアロマクラフト
- ふわふわクリーム作り など
白いクリームや乳液など、手作りコスメを作る時に使います。
使い方はコツがいりますので、アロマクラフト上級者向けです。
天然塩
主に使うアロマクラフト
- アロマバスソルト
アロマクラフト専用のものでもいいし、普通にバスソルトを使ってもいいです。
お風呂あがりの温かさが全然違います。
オシャレさにこだわらなければ、スーパーの粗塩でもOKです(笑)
グリセリン

主に使うアロマクラフト
- 手作り化粧水
- リードディフューザー など
手作り化粧水のしっとり感がほしい時に使います。
保留材としてリードディフューザーにも使います。

シャンプー、リンスなど

精油を混ぜて使うためのシャンプー、リンスもあります。
アミノ酸系のものが多く、普通のものよりお値段は高めです。
ベースクリーム

自分でクリームを作るのが面倒くさい、でもアロマの香りのするクリームを作りたい。
そんな方には、精油を混ぜるために作られたクリームがあります。
アロマクラフト作りに必要な道具
アロマクラフトを作る時に必要な道具は次のようなものがあります。
- ビーカー
- ガラス棒
- はかり
- スプレーやクリーム容器 など


ビーカー
あらゆるアロマクラフト作りに欠かせないビーカー。
クリーム作りには湯煎にかけるので、耐熱ビーカーを購入しましょう。
50mlと100mlを各1,2個揃えておけばいいと思います。
アロマショップでは500円となかなかお高いのです。
ですが、なんとダイソーで耐熱ビーカーを見つけました!
湯煎にかけても全く問題なかったです。
出張講座をされる方はこちらもおすすめ!
大人数の出張講座では、生活の木さんのプラスティックビーカーが重宝しました
持ち運びの時に割れる心配もなく、ガラス製に比べるとお手頃なのでおすすめです。
スプレー容器やクリーム容器
スプレー容器
スプレーや香水などアルコールを多く使うものは、アルコール対応のスプレー容器を使います。
精油やアルコールで容器が溶ける場合があるからです。
ガラス製のスプレー容器なら、アルコール度数高めでも安心です。
スプレー容器の容量は30ml、50mlがよく使います。
ロールオンボトル
ロールオンボトルにオイルをいれると、直接コロコロとお肌にオイルを塗ることができます。
透明のものは中にドライフラワーなどを入れて楽しむことができます。
ドライフラワーを入れないのであれば、遮光性のあるものがよりいいです。

クリーム容器
用途によっておすすめする容器の材質が違ってきます。
ガラスクリーム容器、ポリクリーム容器→ミツロウクリーム、リップバーム、練り香水、ジェルなど
アルミ容器→ミツロウクリーム、リップバーム、練り香水
アルミ容器はかわいいけど、水分の多いジェルは向かないです。
道具や容器に関しては、始めからそろえなくてもキッチンのもので代用して大丈夫です。
百均にもいろいろ道具がそろっていますので、始めは百均でそろえてもいいですね。
材料は質のいいもの、道具はまずはキッチンのもの
アロマクラフトを作る時の材料と道具についてお伝えしてきました。
ポイントは
材料は質のいいものを選ぶ
道具はまずはキッチンにあるもので代用
- アルコールを使う時はガラス製かアルコール対応のスプレー容器
- アルミ缶の時はジェルは入れない
などのポイントを守れば、道具は百均のものやキッチンにあるもので十分です。
ポイントを押さえてなるべくコスパよくアロマクラフトを作りましょう!(コスパ大事)