この記事は「不眠におすすめのアロマ」を紹介しています。
精油には「誘眠作用」があるものがあり、夜寝る前にその香りを嗅ぐことで神経がリラックスモードに入り、眠りやすくなります。
この記事でわかること
- 不眠におすすめのアロマ
- 眠れるアロマの具体的な使い方
夜の入眠儀式にアロマを取り入れてみましょう。
不眠におすすめのアロマ10選
「不眠におすすめのアロマ」は意外とたくさんあるので、好きな香りを選んでください。
- ラベンダー
- マンダリン
- ベルガモット
- オレンジ・スイート
- プチグレン
- カモマイル・ローマン
- イランイラン
- ラヴィンツァラ
- マジョラム
- リトセア(リツエアクベバ)
まずは王道ラベンダーから紹介します。
ラベンダー・アングスティフォリア
眠れる・リラックス効果で一番有名なのがラベンダーではないでしょうか?
ラベンダーにもいろいろ種類がありますが、一般にラベンダーと言えば「ラベンダー・アングスティフォリア」「真正ラベンダー」のことです。
ラベンダー精油は、心身をリラックスさせたり、不安を和らげる作用があり、寝る前におすすめの精油です。
マンダリン
柑橘系の精油のマンダリンも誘眠作用があり、眠りたいときやリラックスタイムに使います。
ベルガモット
ベルガモット精油は、ストレスや不眠にもよく使われ人気の香りです。
ほかの柑橘系に比べると、少し苦みがあり濃厚な落ち着いた香りがします。
オレンジ・スイート
元気で明るい気分になるオレンジ・スイートにも誘眠作用があります。
好きな人が多い香りなので、まずはオレンジ・スイートから取り入れてもいいかもしれません。
プチグレン
プチグレンはリラックス効果や自律神経をととのえる作用があります。
香りは苦みを感じる香りで好き嫌いがわかれますが(というか好きという人をそんなに見たことがない)、ブレンドに1、2滴加えるといい感じになることがあります。
カモマイル・ローマン
神経を落ちつかせる成分をたくさん含んでいて、リラックス効果があります。
高価な精油なので、わざわざ購入するというよりは、持っている人は不眠に使ってもいいかなという感じです。
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イランイラン
イランイランはパニックや興奮を落ち着かせたり、不安な気持ちを和らげたりするなど、神経のバランスをとる精油です。
イランイランの香りは好き嫌いがはっきりわかれるので、単品で使うというよりはブレンドに1、2滴加えるという感じで使うといいでしょう。
ラヴィンツァラ
ラヴィンツァラ精油は、呼吸器系や免疫アップに使われることが多いですが、強い誘眠作用もあります。
眠れるアロマでおすすめの精油はわりと甘い香りが多いのですが、ラヴィンツァラはスッキリとしています。
マジョラム
マジョラムは、カラダとココロのリラックスや誘眠作用があります。
香りは好き嫌いが分かれるところです。
リトセア(リツエアクベバ)
リトセアは、ストレスや不安などのメンタルのトラブルにもよく使われる精油です。
リトセアと似たような香りでレモングラス、ユーカリ・レモンがあり、これらも誘眠作用やリラックス効果がありますが、ストレスや不安・不眠にはリトセアがおすすめです。
では、これらの眠れるアロマを使っていきましょう。
不眠におすすめのアロマの上手な使い方
眠れる精油の上手な使い方を紹介します。
「好きな香り」を嗅ぐことが一番大事なので、あなたの好きな眠れる精油に変えて作ってみてください。
眠れるブレンドを作っておこう
眠れる精油の中から好きな香りをいくつか選んであらかじめブレンドしておくと、寝る前にすぐに使えて便利です。
【眠れるブレンドエッセンシャルオイル】
- オレンジ・スイート…20滴
- ラベンダー・アングスティフォリア…10滴
- ドロッパー付き遮光瓶
遮光瓶に精油をまぜたら出来上がり。
アロマディフューザーを持っていたら、このブレンドを寝る30分前くらいにお部屋に香らせておきましょう。
また、アロマストーンやティッシュに垂らして枕元に置くのもいいですね。
枕カバーや寝室にアロマスプレーをシュッと
眠れる精油で作ったアロマスプレーを、寝る直前に寝室や枕カバーにひと吹きして香りをつけます。
ブレンドエッセンシャルオイルを枕カバーに垂らすと香りが強すぎるので、スプレーにしておくといい感じに香るのでおすすめです。
【眠れるアロマスプレー】
- ベルガモット…6滴
- ラベンダー・アングスティフォリア…5滴
- プチグレン…1滴
- 無水エタノール…20ml
- 精製水…10ml
夜用なので大丈夫とは思いますが、ベルガモットはお肌につけて日光にあたるとシミになることがあるので、肌にはスプレーしないようにしてください。
寝る前にぬりぬりするロールオンアロマ
お好きな眠れる精油をキャリアオイルと混ぜてロールオンボトルにいれておくと、寝る前に手軽に香りを楽しめます。
寝る前に首筋に塗るとほのかに香りを楽しめて、かつ精油のリラックス成分が体の中に入り鎮静してくれます。
【寝る前にぬりぬりするロールオンアロマ】
- ラヴィンツァラ…5滴
- オレンジ・スイート…5滴
- キャリアオイル…10ml
- ロールオンボトル
お風呂でリラックス・バスソルト
お風呂でアロマのバスソルトを使うと最高のリラックスタイムになります。
【リラックス・アロマバスソルト】
- バスソルト(あら塩でもOK)…大さじ1
- レモングラス…1滴
- リトセア…1滴
バスソルトに精油をよく混ぜて湯船に入れます。
レモングラスは血管を広げる作用があり、冷えて眠れないタイプの方にはとってもおすすめです。
からだをゆるめるリラックスオイル
眠れる精油をキャリアオイルに混ぜると、お風呂上りのフットマッサージに使えたり、凝っている肩や背中に塗ることができます。
【リラックス・マッサージオイル】
- ユーカリ・レモン…3滴
- イランイラン…1滴
- 植物油…10ml
- 保存用遮光瓶
ユーカリ・レモンもイランイランも誘眠作用がありながら、筋肉痛や肩こりなどにもよく使われる精油です。
イランイランでなくてもレモングラスやリトセア、ラベンダーもいいです。
ヘッドマッサージだと香りを強く感じるので、精油の量は半分に減らしましょう。
なぜアロマを嗅ぐと眠りやすくなるのか、しくみをかんたんに紹介しますね。
眠れないときにアロマがおすすめなワケ
精油をかぐとその成分が脳に伝わることから、誘眠作用の香りを嗅ぐと「リラックスしなさい」「眠りなさい」と身体や神経に命令がいきます。
香りを嗅ぐだけで脳や体をリラックスさせてくれるので、アロマはとても手軽な不眠対策になります。
眠れない時はアロマの香りに助けてもらおう
眠れるアロマはここで紹介しただけでも10本はありますが、その中でも必ず「好きな香り」を選びましょう!
好きな香りはあなたが求めているもの、嫌いな香りはその逆でかえってストレスになりますます眠れなくなります。
いい香りに包まれて質のいい睡眠をとれることを願っています。