アロマクラフトの作り方 PR

アロマクラフトとは?精油で作る雑貨やコスメの種類と注意点

アロマクラフトの種類や注意点
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アロマクラフトって何??
精油を使って作るモノのことです

アロマディフューザーで香りを楽しむことに慣れたら、精油を使ってオリジナルのルームスプレーを作るのもステキですね。

アロマクラフトは大きく2つに分けられます。

  • 肌につけないタイプ(雑貨タイプ)
  • 肌につけるタイプ(コスメタイプ)

肌につけない雑貨タイプは、アロマの知識はそこまで必要ありません。

しかし、肌につける手作りコスメタイプは、アロマの知識が少し必要になってきます。

とくにコスメタイプのアロマクラフトを作る人はぜひお読みください。



肌につけない雑貨タイプのアロマクラフト

肌につけない アロマクラフト

初心者の人は、まずは肌につけない「雑貨タイプ」のアロマクラフトから挑戦しましょう。

精油の質や濃度、禁忌などを考えなくてもいいし、なにかちょっと間違っても大丈夫です。

雑貨タイプのアロマクラフト

  • ブレンドエッセンシャルオイル
  • ルームスプレー
  • リードディフューザー
  • ハウスキーピング用

など

好きな精油を数種類合わせるだけのブレンドオイルが一番かんたんです。

ブレンドエッセンシャルオイル

ブレンドエッセンシャルオイルは、好きな精油を組み合わせて混ぜるだけの一番かんたんなアロマクラフトです。

(ほかの材料を使ってないので詳しくはアロマクラフトでないかもしれませんが)

好きな香りの組み合わせが決まっている場合は、1本作っておくとディフューザーに垂らしたり、ルームスプレーを作ったりと便利です。

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アロマルームスプレー

アロマルームスプレーは一番ポピュラーなアロマクラフトです。

市販のものも多いですが、自分の好きな香りだけで作るアロマスプレーは本当に格別です!

まずは肌につけないルームスプレーだと、アロマの知識がなくても安心して作れますよ。

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精油の「蚊が嫌う成分」を利用して虫よけスプレーも作れます。

この記事で紹介しているのは服にスプレーするものです。

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おしゃれなリードディフューザーもアロマクラフトです。

インテリアにもなるリードディフューザー

雑貨屋さんでよく見るリードディフューザー。

市販のものも多いですが、自分で好きな香りで作ることができるんです。

ただ、精油をたくさん使います。
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ハウスキーピング用

掃除や生活周りのさまざまな場面でも使えます。

重曹に精油を混ぜるだけで、下駄箱のニオイや湿気防止にもなります。

玄関の臭いはアロマで解決
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精油入りの重曹を振りまき、数時間おいて掃除機で吸い込むというのはよくします。

肌につけないタイプは、香りの好みや強ささえ気をつければそこまで知識はいりません。

しかし、肌につけるタイプのアロマクラフトは注意が必要になってきます。

肌につけるコスメタイプのアロマクラフト

手作りコスメ

肌につけるコスメタイプのアロマクラフトは、アロマテラピーのことを少し知っておく必要があります。

コスメタイプのアロマクラフト例

  • バスソルト
  • マッサージオイル
  • スキンケアオイル
  • ロールオンアロマ
  • ミツロウクリーム
  • リップバーム
  • 練り香水
  • マスク用スプレー
  • 虫よけ
  • 除菌スプレー

など

混ぜるだけでできるバスソルトは手軽に作れますが、精油が肌につく可能性があります。

アロマバスソルト(入浴剤、手浴、足浴)

粗塩やバスソルトに精油を入れて、お風呂や手浴・足浴に使います。

精油がお湯に浮いて肌につくと、ヒリヒリすることもあることも知っておいたほうがいいですね。
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マッサージオイル

お風呂上りに保湿で塗ったり、肩こりのマッサージに使えるマッサージオイル。

キャリアオイルの選び方や、精油を何滴入れるのかも知っておきたいですね。

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スキンケアオイル

精油にはお肌にいい作用がたくさんあり、キャリアオイルにまぜるとスキンケアオイルとして使えます。

ただ、顔に使う場合は身体に塗るよりもさらに注意が必要です。

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ロールオンアロマ

お肌にコロコロと塗って香りを楽しむロールオンアロマ。

市販のものもよく見かけますが、自分の好きな香りで作ることができます。

香水のように香りを楽しんだり、頭痛のときにこめかみに塗ったり、ニキビのケアに使ったりできますが、注意点はあります。

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ミツロウクリーム・リップバーム

精油のお肌への作用を利用して、保湿力の高いミツロウクリームやリップクリームを作ることができます。

乾燥する季節にはとてもおすすめです。

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練り香水

人気の練り香水も自分の好きな香りで手作りすることができます。

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マスクスプレーや抗菌スプレー

お肌に直接つけるタイプのスプレーはコスメの部類に入り、ルームスプレーとはちがって注意点があります。

マスク用スプレーはお肌に直接つけるわけではありませんが、間接的にお肌に精油がつく可能性があるので、コスメの部類に入れました。

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精油の抗菌作用や抗ウイルス作用を利用して、除菌スプレーも作ることができます。

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アロマクラフトをつくるときの基礎知識を紹介します。

知っておきたいアロマクラフトの注意点!

アロマ 資格 必要

アロマクラフトを作る時に必ず知っておいてほしい注意点があります。

雑貨タイプとコスメタイプで少し違ってきます。

雑貨・コスメタイプ共通の注意点

雑貨タイプ、コスメタイプに共通して気をつけておきたいことはこちらです。

  1. 精油や材料は開封期限内のものを使う
  2. 容器や道具、手指を消毒する
  3. 直射日光や気温の高いところの保管は避ける
  4. 使用期限に関わらず早めに使い切る

保存料が入っていないため、フレッシュなものを使うことが大切です。

精油や材料は開封期限内のものを使う

使う精油や植物油などの材料は、必ず開封してからの期限内のものを使いましょう。

開封期限はほとんどのものがつぎのようになっています。

  • 精油…1年以内(柑橘系は半年)
  • キャリアオイル…商品の指示通り(数か月)

開封後の期限内であっても、精油やキャリアオイルは酸化しやすいので、管理状態が悪ければ劣化します。

そのため、精油やキャリアオイル、作ったアロマクラフトは直射日光が当たらない、涼しい場所に保管しましょう。

アロマクラフトに使う材料についてはこちらに詳しく書いています。

アロマ 手作り 材料
アロマで手作り!必要な材料はコレこの記事は「アロマテラピーで手作りするときに必要な材料」について書いたものです。 アロマクラフトを作るときに必要な材料はつ...

容器や道具、手指を消毒する

精油や植物油には防腐剤が入っていないので、使う容器や道具に雑菌がついていたら、アロマクラフトがすぐに悪くなることもあります。

アロマクラフトを作る前に、使う容器や道具、自分の手を無水エタノールで消毒しましょう。

無水エタノールのみを入れたスプレーで、手や容器などをシュッシュとスプレーすると手軽です。
手指の消毒

アロマクラフトにつかう容器や道具についてはこちらに詳しく書いています。

アロマテラピーで手作りするときに必要な道具はコレこの記事は「アロマテラピーで手作りするときに必要な道具」について書いたものです。 好きな精油でアロマスプレーを作ったりブレンドした...

使用期限に関わらず早めに使い切る

天然素材で作ったアロマクラフトには保存料が入っていないため、日持ちがしません。

アロマクラフトを作ったら早めに使い切りましょう。

使用期限はアロマクラフトの種類によって違いますが、だいたい2週間~1か月以内には使い切った方がいいです。

※リードディフューザーは1か月以上過ぎても大丈夫です。

いつ作ったか忘れるものなので、日にちを書いたラベルを貼ることをおすすめします。

ラベル アロマクラフト

肌につけるコスメタイプのアロマクラフトは、ほかにも気をつけたいことがあります。

コスメタイプの注意点

肌につけるタイプのアロマクラフトは手作りコスメにあたり、雑貨タイプのアロマクラフトより注意が必要になってきます。

  1. 精油の適量を守る
  2. 光毒性に注意する
  3. 肌への刺激に注意する
  4. 自己責任で作る・使う
  5. 自分が作ったアロマクラフトは自分が楽しむだけ

肌につけるタイプは、精油の量は守らなければなりません。

精油の適量を守る

アロマクラフトのレシピに書いてある精油の量は、必ず守るようにしましょう。

量を多くすると皮膚トラブルが起こる可能性があります。

精油の量を多くすれば効果がさらに高まるわけでもないんです

アロマクラフトのレシピに「濃度〇%」と書いてあることがありますが、その精油の計算は下の表を参考にしてください。

出来上がり分量
10ml
30ml50ml
0.5%濃度1滴3滴5滴
1%濃度2滴6滴10滴
2%濃度4滴12滴20滴
3%濃度6滴18滴30滴
5%濃度10滴30滴50滴

30mlで2%濃度のアロマスプレーを作りたいなら、精油は12滴になります。

光毒性に注意

コスメタイプはとくに光毒性に気をつけましょう。

光毒性とは、精油(希釈してある)を肌につけたあと日光(紫外線)に当たると、シミなどになる可能性があることです。

それらの精油を肌に付けた後は4、5時間は日光に当たらないようにしましょう。

光毒性のある精油は、レモン、グレープフルーツ、ベルガモット、アンジェリカなどがあります。

どうしても日中に肌につけたい場合は、光毒性の原因となる物質を抜いてある「フロクマリンフリー」の精油を選ぶといいですよ。

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肌への刺激に注意

精油には「肌への刺激」のあるものがあるので、その場合はとくに少なめに使うようにしましょう。

とくに顔には、肌の敏感な人はわざわざ使わない方がいいです。

そして人によっては、「皮膚刺激のある精油」とされてなくても刺激を感じることがあります。(とくに月経前など)

使ってみて肌がヒリヒリすると感じたら、すぐに使用を中止しましょう!

肌が敏感な人は、パッチテストをしてから使うと安心です。

パッチテストの仕方

  1. 植物油5mlと使いたい精油2滴を混ぜたものを、腕の内側に塗ります。
  2. 塗った直後にトラブルがないか確認します。
  3. その後2日ほど様子を見てトラブルがなければ、その精油を使います。

自己責任で作る・使う

アロマクラフトは、原則として自己責任で作って使うものです。

このブログで紹介しているアロマテラピーは、わたしや誰かが実践して効果があったものを載せていますが、全員が同じ効果を保証するものではありません。

「このブログで紹介したレシピが効果がなかった」「トラブルが起きた」などの問題もすべて自己責任となります。

自分が楽しむだけ

肌につけるタイプのアロマクラフトは「化粧品」扱いになります。

許可を取らずに販売することは禁止されているので、お仕事にしようとしている場合は注意です!!

自分で「これは肩こりにいいオイル」として作って使うのは問題ありません。

しかし、人に対して「これは肩こりにいいオイルだよ」と言って使わせるのは薬機法違反や医療行為になってしまうので、やってはいけません!!

あくまでも手作りコスメは「自分が自分のために作って楽しむためのもの」と認識しましょう。

アロマクラフトを毎日に生活に役立てよう

アロマクラフトは肌につけるかつけないかで、注意点がちがってきます。

肌につけない雑貨タイプのアロマクラフトは、香りの好みや強さに気をつければ、そこまでアロマテラピーについての知識はなくても大丈夫です。

肌につけるコスメタイプのアロマクラフトは、アロマテラピーの知識があったほうがいいです。

また、コスメタイプは自分が楽しむことが目的で、販売したり医療行為を行ったりするものではありません。

ABOUT ME
みるふる
アロマの保健室のみるふるです 数年間、アロマサロンとアロマスクールをしていました。 アロマテラピーを楽しく正しく生活に活かすための、わたしなりの使い方の記事を書いています。 現在の保持資格 ナード・アロマインストラクター
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