この記事は「アロマ初心者の人が、迷うことなくアロマを生活に活かせるようになるステップ」について書いたものです。
アロマテラピーに興味があるけど、何をどう始めればいいのかわかりません
アロマテラピーをしたいなぁとは思うけど、「じゃぁ実際何をそろえてどう使うのか」「何に役立つのか」わからずに一歩踏み出せない方も多いのでは?
でも正しい知識を身に付け、ステップを踏んでかんたんなものからトライしていけば、いつの間にか生活の中にアロマテラピーを取り入れてますよ。
アロマは実践してなんぼなんです。
アロマの使い方のロードマップとして、ぜひお気に入りに登録してお使いくださいね^^
この記事でわかること
アロマ初心者の方が、段階的にアロマテラピーを生活に取り入れる方法
アロマ初心者の方がアロマテラピーを始めるステップは、こんな感じで進めてみましょう。
ステップ1・アロマテラピーの基本を知る
ステップ2・【嗅ぐ】香りを楽しんでみる
ステップ3・【嗅ぐ】精油の作用を利用してみる
ステップ4・【アロマクラフトを作る】肌につけないタイプ
ステップ5・【アロマクラフトを作る】肌につけるタイプ
ステップ6・プチ不調に使ってみる
ステップ7・さらに詳しくなりたい人は資格の勉強をしてみる
まずはアロマテラピーの正しい知識から紹介していきます。
ステップ1・アロマテラピーの基本を知る
香りを嗅ぐだけのときでも、アロマテラピーの基本を知っておくことは大事です。
基本的なことは知っておきましょう!
アロマテラピーに使う精油(エッセンシャルオイル)は天然100%なので安全と思いきや、じつは精油は天然の化学物質の集まりなのです。
その天然の化学物質の集まりを心身に使うことになるので、最低限の基礎知識は身に着けて安全にアロマテラピーを行いましょう!
まずは、アロマテラピーってそもそも何?というところから。こちらの記事を参考にしてください。
次にアロマテラピーに欠かせない「精油」について理解しておきましょう。
精油(エッセンシャルオイル)とは?アロマオイルとどう違うの?
精油の使い方が理解できたら、さっそく香りを楽しんでみよう!
ステップ2・【嗅ぐ】香りを楽しんでみる
アロマテラピーの基本的な知識を身に付けたら、次は一番かんたんなアロマテラピーの「好きな精油を嗅ぐ」を試してみましょう。
精油を嗅ぐ方法は芳香浴(ほうこうよく)と言って、好きな香りを嗅ぐだけで心身を整えていることになるスグレモノです。
好きな香りは「自分が必要としている香り」なので、自分を整えていることになります。
芳香浴の方法もいろいろありますが、基本は嗅ぎたい時に好きな香りを嗅ぐだけ。
香りを嗅ぐ方法もいろいろあります。
芳香浴の方法
- ティッシュやコットンにたらして嗅ぐ
- アロマストーン、アロマウッドに垂らして自分の近くに置く
- ディフューザーでお部屋に拡散させる
など
始めから道具をそろえなくても、お気に入りの精油1本から始められるアロマテラピーをやってみよう。
ティッシュやコットンにたらして香りを楽しむ
超かんたんな方法は、精油をティッシュやコットンに垂らして香りをクンクン嗅ぐだけ。
ティッシュやコットンに精油を垂らしただけでは、さすがにお部屋全体に香らせるのは難しくせまい範囲での香り方ですが、使い勝手はいいです。
ティッシュやコットンだとこんな使い方ができます。
- デスクの上に置いて、自分の周りだけ香りを楽しむことができる
- バッグに忍ばせておくと中がいい香りになる
- クローゼットの引き出しの中や、下駄箱の消臭や香りづけ
(衣類に精油が付かないように気をつけます)
そして、これは必殺技なのですが、扇風機やエアコンの送風口に、精油を垂らしたティッシュを貼り付けて、風によって香りを広げることもできます。
見た目はアレですけどほのかな香りが広がっていいですよ。
ティッシュに慣れてきたら、百円ショップでも買えるグッズを試してみるのもいいかも。
アロマストーンやアロマウッドにたらす
アロマストーンやアロマウッドに垂らすと、ティッシュやコットンよりも見た目がよくてオシャレです。
アロマストーンは百均にも売ってあるし、無印のが有名ですね。
この方法もお部屋全体に香らせるのは難しいですが、自分のデスク周りくらいなら十分香ります。
それに慣れてきたらアロマディフューザーを使ってみよう。
アロマディフューザーでお部屋全体に香らせる
アロマの香りに慣れてきて、これからもアロマを楽しみたいなぁと思ったら、お部屋全体に香りを広げるディフューザーなどの器機を購入するのもいいですね。
しかし、種類がたくさんあり、どれを選べばいいか迷うところ。
それぞれメリット、デメリット、向いているシチュエーションがあるので、自分に合ったディフューザーを見つけてください。
こちらの記事に詳しく書いているので、ぜひ参考にしてくださいね。
アロマディフューザーに入れるのには、もともとブレンドした精油があるとササっと香らせられて便利です。
便利なブレンドエッセンシャルオイルを作ってみよう
精油を数種類ブレンドしたもの。
精油は1種類より数種類ブレンドしたほうが、香りがよくなります。
ディフューザーなどで香りを楽しみたいときにブレンドしたものがあると、それを垂らすだけなのでとてもお手軽です。
ブレンドエッセンシャルオイルの作り方は、こちらの記事に詳しく書いているので参考にしてくださいね。
さて、これまでは「好きな香りを嗅ぐ」だけでしたが、慣れてきたら精油の作用を利用するともっと楽しくなりますよ。
ステップ3・【嗅ぐ】精油の作用を利用してみる
好きな香りを嗅ぐことに慣れたら、次は同じ芳香浴でも「精油の作用を利用」して嗅いでみるともっと幅が広がります。
やり方はステップ2と同じなのですが、前回は「ただただ好きな香りを嗅ぐ」だったのに対し、今回は「眠りたい」「リフレッシュしたい」など、目的に合わせての芳香浴です。
「精油の作用を利用する」芳香浴には、つぎのようなものがあります。
- 抗ウイルス作用のある精油をお部屋に香らせてウイルス対策
- 鼻づまりの時に香りを吸い込んで、スーッとさせる
- 眠れない時に香りを嗅ぐ
香りを嗅ぐだけで神経やメンタル系のケアが出来るので、お手軽で安全な方法です。
例えば勉強や仕事に集中したいときは、ローズマリー・シネオールやレモンの精油を使います。
逆に眠りたい・リラックスしたいときは、神経を落ち着かせる精油を嗅ぐといいですよ。
精油の使い方は芳香浴だけでなく、生活に活かせるものが作れるのが楽しいところです。
ステップ4・【アロマクラフトを作る】雑貨タイプ
さらにアロマテラピーが楽しくなります
アロマクラフトとは、精油と他の材料を使って作るモノのことで、生活に役立つさまざまなものがあります。
まずはアロマクラフトについての注意点や詳しい説明などを知りましょう↓
アロマクラフトとは?好きな香りで作る雑貨やコスメの種類と注意点
アロマクラフトを作る時の材料や道具については、こちらを参考にしてください↓
アロマクラフトには「体につけない雑貨タイプ」と「体につけるコスメタイプ」があります。
体につけない雑貨としてのアロマクラフトなら、精油の質や濃度・禁忌なども特に考えなくてもいいし、少しくらい精油の濃度を間違っても大丈夫です。
まずは体に付けないアロマクラフトから挑戦してみましょう!
雑貨としてのアロマクラフト
- ルームスプレー
- リードディフューザー
- 掃除に使うもの
- 消臭剤
など
かんたんなルームスプレーは始めやすいです。
応用がきくアロマスプレー
基本のアロマスプレーの作り方をマスターすると、リネンスプレーや虫よけスプレーなど、いろいろ応用ができるようになります。
梅雨の洗濯物の生乾きの臭い防止スプレー
夏のレジャーや庭仕事に大活躍の虫よけスプレー
インテリアにもなるリードディフューザー
インテリアとしても素敵なリードディフューザーも自分で作れます。
こんなふうに、アロマクラフトはアイデアしだいで活用の幅が広がり、生活の質がアップするのでおススメです。
これに慣れたらコスメタイプのアロマクラフトも作ってみましょう。
ステップ5・【アロマクラフトを作る】手作り化粧品タイプ
コスメタイプのアロマクラフトは「肌につける」タイプ全般になります。
マッサージオイルなど、肌に塗ることで精油の作用を利用してセルフケアをすることができます。
ただ肌に付けるので、精油の品質や濃度、光毒性、皮膚刺激など、少し気をつけることが増えてきます。
アロマクラフトについての注意点などを書いた記事をまだ読んでいない方は、必ずこちらを読んでから作ってくださいね^^
アロマクラフトとは?好きな香りで作る雑貨やコスメの種類と注意点
コスメとしてのアロマクラフト
- バスソルト(入浴剤、手浴、足浴)
- マッサージオイル
- 美容オイル
- ミツロウクリーム
- ローション
- 香水、香油、コロン
- マスク用スプレー
- 虫よけスプレー
など
注意点はあるけどとってもかんたんなので作ってみてください。
アロマバスソルト
バスタイムで一日の疲れをいやしたいなら、ぜったいおススメはバスソルトです。
マスク用スプレー
ルームスプレーを応用してマスク用スプレーも作れます。
肌にスプレーするわけではないですが、ヒリヒリすることもあるので注意が必要です。
キャリアオイルにまぜて
キャリアオイルに混ぜると、マッサージや肌の乾燥予防に使えとても便利です。
顔用の美容オイルとしても重宝します。
ロールオンボトルに入れるといつでもコロコロできるし、香油として香りを楽しむこともできます。
みつろうクリーム
キャリアオイルと蜜蝋・シアバターをまぜて加熱し精油をいれると、香りのいいクリームができ、肌の乾燥する季節にはおすすめです。
すこし硬めにしてリップケースに流し込むと、スティックタイプのリップクリームも作れます。
精油の量を多くすると練り香水も作れますよ。
ここまでは主にスキンケアにつかうアロマテラピーでしたが、ちょっとした不調に使えるようになるとかなり上級者です。
ステップ6・ちょっとした不調につかってみる
精油の作用を理解してくると、ちょっとしたプチ不調にもつかえるようになってきます。
薬ではないので応急処置やホームケアの域を超えてはいけません。
頭痛や梅雨の季節のプチ不調に
梅雨って体がだるなったり頭痛がしたり、きついと感じる人が多いですよね。
そんなときにもアロマテラピーが大活躍です。
頭痛にはこちらを参考にしてください。
こんなふうに病院に行くほどでもないけどつらいとき、アロマテラピーが助けてくれますよ。
ほかにもセルフケアに役立つアロマを知りたいときは、カテゴリーのセルフケアで探してみてくださいね。
さらに知識を高めたい、資格がほしい、お仕事にしたい人は次のステップにいきましょう。
ステップ7・さらに知識を高めたい方は資格取得も
アロマテラピーを実践していくうちに、「アロマの資格を取ってさらに深い知識を得たい」「こんなにすばらしいアロマテラピーを人に教える仕事がしたい」と思う人もいるでしょう。
そんな時はアロマスクールに通ったり、通信教育で学ぶことをおすすめします。
さらにアロマの世界が広がりますよ。
出来そうなものからアロマを取り入れてみましょう
アロマテラピーの使い方をレベル順にご紹介してきました。
難しく考えなくてよくて、まずは自分の好きな香りを楽しむことから始めましょう。
ステップにそっていくと無理なく楽しく上達します。
ステップ1・アロマテラピーの基本を知る
ステップ2・【嗅ぐ】香りを楽しんでみる
ステップ3・【嗅ぐ】精油の作用を利用してみる
ステップ4・【アロマクラフトを作る】肌につけないタイプ
ステップ5・【アロマクラフトを作る】肌につけるタイプ
ステップ6・プチ不調に使ってみる
ステップ7・さらに詳しくなりたい人は資格の勉強をしてみる
アロマテラピーの基礎を学んで、楽しいアロマライフをお送りください。